IT業界が急成長している昨今、慢性的に不足しているといわれている職業が「セキュリティエンジニア」です。
Webコンテンツを利用した個人の情報や、重要なデータ…今まで社外秘とされ書類として保管されてきたものも、今ではインターネット内のデータとなっていることがほとんど。
その重要な情報のセキュリティを守るほか、Web上のセキュリティに関する様々な業務を扱う職業がセキュリティエンジニアと呼ばれています。
今回はこのセキュリティエンジニアになるための資格についてご紹介します。
いざなろうと思っていも「セキュリティエンジニア試験」というものは存在しません。
「これを持っていればセキュリティエンジニア!」という試験はないのです。
そういった中でも、取っておいて損のない資格として国家試験である「情報処理安全確保支援士試験」があります。
情報処理系の国家試験の中でも高度な技術が必要な試験に分類されており、合格後に申請すればこの分野で唯一の国家資格を得ることができます。
また同じ国家試験である「情報セキュリティマネジメント試験」もおすすめです。
プログラマーなどの資格としても有名な「基本情報処理技術者試験」と同レベルの難易度で、合格率は1割ほどの狭き門ですが、その分、取っておくとスキルとして信頼が厚いものになるでしょう。
情報セキュリティ分野では、技術が日々進化していきます。
セキュリティエンジニアになったとしても、日々の変動についていく勉強は欠かせません。
資格を取得した後も勉強は続けるようにしましょう。